赤城さんち。

気になることを好きなだけ。つまり雑記。

注文住宅でこだわりのキッチンを実現するために注目すべきポイントとは?

住む人の願いや理想を実現できるのが、注文住宅の最大の魅力でしょう。とりわけこだわりが強く出るのがキッチンではないでしょうか?
調理をする人にとってキッチンは特別な空間であり、家族も頻繁に出入りする場所です。

初めて注文住宅を検討する人にとっては、どのようにキッチン選びを進めていけばよいのかわからないこともあると思います。とくにキッチンは水回りのなかでも設備が多く、自由度の高さゆえに悩んでしまいがちです。
そこで本記事では、キッチンの種類から考えるべきポイント、見落としがちな注意点をまとめて解説します。


注文住宅で選びたいキッチンスタイル

キッチンのスタイルはさまざまあり、目移りしてしまうこともあるでしょう。キッチンを設置する部屋の広さやライフスタイル、家族構成などによって最適なキッチンは変わります。
まずはそれぞれの特徴を知りましょう。

オープンキッチン

最近非常に人気のアイランドキッチンやペニンシュラキッチンと呼ばれるタイプは、このオープンキッチンのカテゴリに入ります。
壁に接する面が少ない、もしくは全くないのが特徴のオープンキッチンは、開放感が抜群で、調理しながらでもリビング・ダイニングを見渡すことができます。

ワークトップはカウンターとしての役目も果たすため広めの設計になっており、みんなでキッチンを囲んで食事を楽しむこともできます。家族とのコミュニケーションがとりやすく、一緒に調理をしたり大人数でパーティーをしたりというときにおすすめのキッチンです。

遮るものが何もないため、ニオイや煙がリビングやダイニングに広がりがちになります。また、水ハネや油ハネが気になる場合は、キッチンの前面に立ち上がりを設ける必要があるでしょう。

クローズドキッチン

キッチン全体に壁や仕切りを設け、リビングやダイニングと完全に分かれた独立型のキッチンです。
キッチンを自分だけの癒しの空間にしたいと願う人は少なくありません。そういう人にクローズドキッチンは向いており、まさに自分だけの特別な空間になると言えます。
コミュニケーションは取りにくくなるものの、調理に集中できるのもメリットです。

オープンキッチンでは部屋に広がりやすい調理中のニオイも、独立したクローズドキッチンなら気になりません。小さい子供がいる家庭では、調理しながら様子を見るということが難しいこと、壁や仕切りに囲まれるため圧迫感が生じることがデメリットとして挙げられるでしょう。

セミオープンキッチン

オープンキッチンとクローズドキッチンの、両方を合わせた機能を持つのがセミオープンキッチンです。前面の一部に壁や仕切りを設けつつ、部屋を見渡せるようにオープンにもなっているのが特徴です。

オープンキッチンのようにキッチン全体が丸見えになるのを防ぐことができ、クローズドキッチンのように壁に囲まれる圧迫感もありません。適度にコミュニケーションが取れ、プライベートな空間もある程度保たれます。
調理中のニオイ・煙対策はしっかりしないと部屋に流れやすいため、気をつけなくてはなりません。

壁付けキッチン

日本の住宅に最も普及しているのが壁付けキッチンです。
このキッチンは狭い間取りでも取り入れることができ、場所を選びません。前面はすべて壁に面しており、調理中の水ハネや油ハネ対策には最も適しています。

壁を利用して棚を取り付けることができ、収納スペースを広く確保できるのはうれしい点でしょう。壁を向いて調理するため、集中して作業を進めたい人にもおすすめです。
部屋には背を向ける形になり、コミュニケーションがとりやすいとは言えません。

 

注文住宅のキッチン選びで考えるべきポイント

使う人や家族構成によって、快適なキッチンの在り方はさまざまです。
快適なキッチンとは最新設備を取り入れるだけではありません。自分に合ったサイズや掃除しやすい素材などを把握することで、使いやすいだけでなく、いつも清潔なキッチンを保つ手助けにもなります。
以下の項目を参考にしてください。

使う人に合ったキッチンサイズ

キッチンは使う人に合わせた最適なサイズを選ばなくてはなりません。
サイズが合わないと無理な姿勢で体を痛めることにもなり、キッチンに立つのがおっくうになってしまう原因にもなります。

キッチンが小さいと作業しづらく、調理器具や食材の置き場にも困るでしょう。逆に大きすぎると移動が多くなり、余計な労力を使ってしまいます。
キッチンのサイズは横幅180~300センチ、奥行き65センチを目安に自分の使いやすいサイズを探してみましょう。なお、通常よりも奥行きが広く設計されているアイランド・ペニンシュラは奥行き75~100センチが目安です。

移動しやすいワークトライアングル

キッチンでは、使い勝手が最もよい動線というのがあらかじめ決まっています。
シンク・コンロ・冷蔵庫の位置を線で結んだとき、きれいな三角形になるように配置することで効率のよい動線を確保できるのです。これをワークトライアングルといいます。

シンクからコンロまでが1.2~1.8メートル、シンクから冷蔵庫までが1.2~2.1メートル、コンロから冷蔵庫までが1.2~2.7メートルの距離にそれぞれ配置するのが適当とされています。
個人の使い勝手はそれぞれですが、ワークトライアングルを把握しておくことでキッチンのサイズ選びにも役に立つはずです。

手入れしやすい素材のワークトップ

油や水はもちろん食材についた泥や飲み物など、キッチンは毎日たくさんの汚れにさらされます。当然、掃除や手入れが簡単で、長持ちする素材を取り入れたいと思うことでしょう。
食器を置いたり食材を切ったりする作業に使うワークトップは、丈夫で手入れが楽な素材を選ぶべきです。熱した鍋やフライパンも躊躇せず置けるように、耐熱性も必要です。

ワークトップの素材で主流になっているステンレス・おしゃれで高級感のある人造大理石・重厚感があり劣化しづらいセラミック・レトロな雰囲気で水に強いタイルなどさまざまな種類があり、どの素材も一長一短です。

価格の幅も広いため、妥協点も見つけないといけないでしょう。キッチンの使い方によっても素材の選び方は変わるはずなので、普段どのように使っているのか、これからどのように使いたいのかも考えてみてください。

必要な収納スペース

収納スペースが不足してキッチンが使いづらい、という失敗の声はよく聞かれます。
収納スペースを作る前に大切なのは、キッチンに収納するものをすべて把握しておくことです。リストアップして可視化することでわかりやすくなり、シミュレーションもしやすくなるでしょう。

また、オープンキッチンの場合は壁や仕切りがない分、収納スペースの確保が難しくなります。吊戸棚や可動式のシェルフを設置することは可能であるものの、オープンキッチンのメリットである開放感が損なわれてしまうためあまり好まれません。

キッチンの収納スペースに限界を感じるなら、キッチンと近い場所にパントリーを設置することもおすすめです。
パントリーには買い置きした食料や大型の調理器具、普段使わない食器などをしまっておくことで、キッチンがものであふれるということを防げます。

注文住宅でキッチンを考えるときに見落としがちな注意点

キッチン本体や便利な設備ばかりに目が向きがちで、理想のキッチンを作るうえで重要なアイテムを忘れてしまうこともあります。
それらを重要視せずにレイアウトや設計を進めてしまうと、のちのち使いづらさを感じるようになり、思い描いた快適なキッチンではなくなってしまうでしょう。
使いやすさを最大限に引き出すためにも、つぎのポイントにも注目してみてください。

照明

キッチン環境をより良いものにするためには、適切な照明が必要です。包丁で食材を切ったり、食器を洗ったり、熱湯を扱うキッチンでは照明の種類や数を間違えると、ケガにつながる恐れもあります。
また、照明の数や設置する位置にも気を配らなくてはなりません。照明が少ないとキッチン全体が暗い印象になり、設置場所を失敗すると影ができて手元が見づらくなります。

キッチン全体を照らすのに適している照明はベースライト・ダウンライト・ペンダントライト・スポットライトなどです。天井の照明だけでは、手元の明るさが十分ではないこともあります。吊戸棚の下や手元に近い場所に手元灯を設置することも考えましょう。
リビングやダイニングの照明とも統一感があり、機能性を重視しつつおしゃれな照明を選んでみてはいかがでしょうか。

ゴミ箱

キッチンは必ずゴミが出る場所です。生ごみだけでなく缶や瓶、プラスチックといった資源ごみもあり、意外と場所をとるものです。
ゴミを捨てるスペースも考慮したキッチンづくりをしないと、動線をふさいでしまったり、キッチンが狭くなってしまったりと不便になります。

家族構成やライフスタイルによってごみの種類・量も変化し、確保すべきスペースにも違いがあります。いつもどのくらいのゴミが出るのかチェックしておくとよいでしょう。
ごみ箱を設置する場所は、外から見えづらいシンクの下やカップボードの下段が便利です。

また、生ごみはニオイが心配です。とくにオープンキッチンはほかの部屋にニオイが移りやすい特徴があるため、気をつけなくてはなりません。
生ごみを極力減らしてニオイを抑えたいのなら、ディスポーザーを設置するという考え方もあります。

注文住宅でキッチンを選ぶならショールームで体験することも大切

いくらインターネットで情報収集をしたり、カタログで写真を見たりしても、実際に目で見て手で触れるといった体験をしてみないと鮮明なイメージは湧きません。
ショールームではさまざまなキッチンや周辺設備の展示をしており、質感を感じたり高さを確認したり、使ってみることもできます。
また、コーディネーターやアドバイザーといったプロに相談することで、明確な答えやアドバイスも得られ、悩みの解決にもつながるでしょう。

まとめ

注文住宅で理想のキッチンを手に入れられると、毎日キッチンに立つのが楽しくなるでしょう。機能面もさることながらデザインにもこだわれば、その家だけの素敵な空間が完成します。
お気に入りのキッチンとともに新生活をスタートしたいですね。

注文住宅は自分や家族の夢をかなえられます。簡単に作れるものではなく、費用も多くかかるため、一生に一度のチャレンジという人も多いでしょう。
だからこそ失敗しないために、さまざまな知識を得る必要があります。インターネットで簡単に情報を得られる時代ですが、それだけで満足してはいけません。

周りの人の意見を聞いたり、プロからアドバイスを受けたりすることも非常に大切です。ただ、何も知らないで話を聞くのと、知識がある上でわからないことについて聞くのとでは、理解度が違います。その理解度を少しでも高めるために、この記事が役に立てばと思います。

新築にアイランドキッチンを選びたい人必見!メリットとデメリットを解説


近年ではキッチンとリビング・ダイニングの境界がなくなり、コミュニケーションをとりながら一緒の空間を楽しむというスタイルが増えています。
対面キッチン・オープンキッチンと呼ばれるそのスタイルは、多くの家庭に浸透しています。

なかでも人気なのがアイランドキッチンです。家を新築する際にアイランドキッチンを希望する人は多く、各メーカーもそのニーズにこたえようと機能やデザインを充実させた商品を販売しています。
アイランドキッチンが人々を引き付ける理由は一体どこにあるのでしょうか。

本記事ではアイランドキッチンの魅力と、検討する際に知っておきたい注意点をご紹介します。また、どのスタイルのキッチンにも共通するキッチン選びのポイントも合わせてご覧ください。


人気のアイランドキッチンとは


日本の住宅でもっとも一般的なキッチンのスタイルといえば、壁に面して設置する壁付けキッチンでしょう。昔から見られるこのスタイルがなじみ深い人も多いのではないでしょうか。
現在ではキッチンも多様化し、機能面を重視するだけでなく、デザイン性にもこだわりたいユーザーが増えています。

アイランドキッチンはまさにデザイン性に優れたキッチンです。壁に接する面がなく、独立した島のように設置されることからこの名前が付けられています。
デザイン性の高いアイランドキッチンは空間に溶け込み、まるでおしゃれな家具のようにリビングのアクセントになります。

アイランドキッチンの魅力とは?メリットを解説


最新のアイランドキッチンはハンズフリー水栓やビルトイン食洗器、お手入れしやすいワークトップなど、機能面でも非常に優れています。
そのほかにもたくさんの魅力があることをここでは解説しますので、アイランドキッチンを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

** たたずまいがオシャレ
アイランドキッチンが人気の理由は、やはりオシャレな点でしょう。シックで洗練されたデザインからカントリー風の可愛らしいものまで、部屋のコンセプトや使う人の好みに合わせて選べるのが魅力です。
機能性だけを重視した無機質なキッチンよりも、デザイン性も兼ね備えたお気に入りのキッチンがあることで、調理も一層楽しくなるはずです。

開放感がある

壁に面していないアイランドキッチンは圧迫感がなく、仕切るものが何もないためキッチンから部屋全体を見渡すことができます。
また、多くのキッチンに備わっている吊戸棚がアイランドキッチンにはありません。そのことで開放感が得られ、リビング・ダイニングとの一体感が生まれます。

コミュニケーションが円滑

壁付けキッチンは調理する人が壁に向かって立つようになっているため、リビングやダイニングにいる人とのコミュニケーションがとりづらいことが難点です。

アイランドキッチンは家族や来客のいるリビングに向かって設置できるため、調理しながらでも楽しくコミュニケーションをとることができ、キッチンにいる人を孤立させません。
小さな子供がいる家庭でも、即座にリビングに目を向けることができるアイランドキッチンなら様子をうかがうこともでき、調理中でも安心です。

みんなで料理ができる

壁に面しているところがなく開放されているアイランドキッチンは、どこからでも自由に行き来ができます。
キッチンスペースも広く設定されているため、複数人でキッチンに立っても窮屈になりません。

ワークトップをテーブルとして使えば分担して調理が行えるだけでなく、できたての料理をそのまま並べ、キッチンを囲んでみんなで楽しむこともできるのです。
ホームパーティをしたい人や、大人数の家族で料理を楽しみたい人には非常に使い勝手がよいでしょう。

アイランドキッチンの注意点とは?デメリットを解説


デザイン性に優れ、コミュニケーションツールにもなる魅力あふれるアイランドキッチンですが、注意すべき点もしっかりと把握しておかなくてはなりません。

使う人によっては不便に感じるところや不満が出てくるところもあります。完成してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しては、キッチンに立つのも憂鬱になるでしょう。
そうならないために、以下で解説するデメリットにも目を向けてください。

設置には広さが必要

アイランドキッチンはほかのキッチンに比べ、奥行きが広くとられていることが多くあります。その理由は、調理時の作業台としてだけでなく、そこで食事もできるようなスペースを確保しているからです。

そのためアイランドキッチンを設置する際には、通常よりも広いキッチンスペースが必要となります。
また、壁に面していないアイランドキッチンは四方を自由に行き来できる動線の確保も必要となり、リビングやダイニングに広さがないと設置が難しくなってしまいます。

ニオイや油ハネ、水ハネが気になる

周囲にさえぎるものが何もないアイランドキッチンは、リビングやダイニングにニオイが流れていくという心配があります。それと同様に、油ハネや水ハネも気になるでしょう。

キッチンには必ず換気扇を設置しますが、すべてのニオイを換気扇が吸い取ってくれるわけではありません。
壁や仕切りがあるキッチンと比べるとニオイの広がり方は格段に速いのです。アイランドキッチンには強力な換気扇を選ぶことや、調理中は窓を開けるなどの対策が必要になります。

油ハネはコンロ付近にオイルガードを設置するなどの対策で軽減できますが、せっかくのアイランドキッチンの見た目が損なわれてしまうのが嫌という人もいるでしょう。その場合は油や水に強く、飛び散っても手入れが楽にできる床材を選ぶという方法もあります。

収納が少ない

先にも述べましたが、ほとんどのアイランドキッチンには吊戸棚がありません。もちろん設置することは可能ですが、そうするとアイランドキッチンならではの解放感がなくなってしまいます。

キッチン本体にスライド式のキャビネットなどはありますが、食器の量が多かったり大型の調理器具があったり、食料品をストックしておきたいなどの理由で収納スペースが足りなくなってしまうこともあるでしょう。

収納スペースを確保したいのであればアイランドキッチンとは別に、壁側に収納スペースを設置する方法があります。
またはキッチンの隣にパントリーを設ければ、収納の少なさをカバーできるのです。

生活感が丸見えになる

壁や仕切るものがないということは、どこからでもキッチンの様子を見ることができるということにもなります。
来客が多い場合は他人にキッチンを見られてもいいような見た目を心がけなくてはなりません。こまめな掃除はもちろん、物が散乱しないようにいつもきれいに片付ける必要があるでしょう。

新築のキッチンを選ぶときのポイント


キッチンの種類やスタイルはさまざまありますが、それに関係なくすべてのキッチンに共通した、選ぶときのポイントというのがあります。
基本的なポイントですがつい見落としがちになることもあるので、確認してみてください。

コンセントの位置と数

新築のキッチンで意外と多いのがコンセントの位置や数の見落としです。
デザインやキッチン本体の機能面、動線にはこだわるものの、コンセントはあまり重要視していない人が多いようです。

キッチンでは家電製品を多く使います。コンセントが足りないと頻繁にコードを抜き差しして家電を入れ替えるなど、余計な作業が増えて使いづらいキッチンになりかねません。
また、コンセントの位置を間違えると大型の家電や家具のなかなか動かせないものに隠れ、結局使えないといったトラブルも起こります。

使わないコンセントをそのままにしておくと埃がたまり危険なこともあるため注意が必要です。使用する家電製品をリストアップしてみると、必要なコンセントの数がわかってきます。
さらに、それらをどこでいつ使うのか、常に繋いでおくものか抜いてもいいものかなどを考えていくと、失敗しづらくなるでしょう。

コンセントの数は家電製品の数に対してぴったりでなくて構いません。この先新たに家電製品を買い足してコンセントが足りなくなる場合もあります。
多めに設置し、使用しないコンセントは埃やごみが入らないようにカバーやキャップをつけておけば安心です。

ワークトライアングル

キッチンで調理をするときに重要なことは、作業効率のよい動線の確保です。シンクから冷蔵庫までの距離が長かったり、コンロとシンクの位置が近すぎたりすると使いづらいだけでなく、時間がかかり作業に支障が出ます。

また、シンクとコンロ、冷蔵庫が程よい距離にあったとしても、すべてが横一列に並んでいたら横移動の距離が長くなり、結果的に作業効率を下げることになってしまいます。
理想的な動線は、シンク・コンロ・冷蔵庫の位置が三角形になるように配置することです。これをワークトライアングルといいます。
ワークトライアングルは正三角形に近いほど最適な動線とされており、それぞれの距離が以下のように収められると使いやすいと言われています。

・シンクから冷蔵庫 1.2〜2.1m
・シンクからコンロ 1.2〜1.8m
・コンロから冷蔵庫 1.2〜2.7m

しかし考えなければいけない動線はワークトライアングルだけにとどまりません。
食器を出し入れするキャビネットカップボードの位置、オーブン・電子レンジの使いやすい高さなど、使うものの位置や距離をよく吟味して配置を決めていきましょう。

まとめ


アイランドキッチンは家族や友人とコミュニケーションをとりながら料理を楽しみたい人、おしゃれなキッチンでリビング・ダイニングと一体感を演出したい人にとてもおすすめです。

少なくなりがちな収納スペースの確保や、こまめな手入れが苦にならない人にとっては、アイランドキッチンの良さを最大限に生かせるのではないでしょうか。
どんなに魅力的なものでも、人によって利便性はさまざまです。家を建てるのは人生で一番大きな買い物ですので、失敗しないためにあらゆる情報を手に入れ、しっかりと吟味してください。

カタログの文字や写真だけでは把握できないこともたくさんあります。ショールームでさまざまなスタイルのキッチンを目で見て触れて、コーディネーターやアドバイザーによるプロの意見を取り入れることも大切です。

相模原市 夏の四大祭りの一つ『橋本七夕まつり』にフォーカス

毎年夏休みの時期になると、どこからともなく聞こえて着る祭囃子(まつりばやし)の音。子供のころからなじみのあるその音色を耳にすると、やはり大人になった今でも胸が躍ります。

赤城が住んでいる相模原市では毎年さまざまなお祭りが開催されますが、特に賑わいを見せるのが夏に行われる『橋本七夕まつり』。

橋本七夕まつりは相模原市の「夏の四大まつり」の一つとして親しまれ、「かながわのまつり五十選」にも選ばれるほど人気と歴史のあるお祭りです。
1952年に第一回が開催されたこのお祭り。地域の活性化として始まった七夕まつりは、観光客の増加とともに年々規模を拡大し、毎年8月の上旬に3日間、開催されています。

橋本駅近くにある神明大神宮の横を通る車道を歩行者天国として開放し、さまざまな竹飾りや屋台、イベントも盛りだくさんで、訪れる人を飽きさせません。とくに、たくさんのチームが出場するよさこい踊りは、キレのある動きときらびやかな衣装が素晴らしく、魅了されること必至です。
商店街の人たちが毎年露店を出し、一丸となってわいわい盛り上げている様は見ているこちらも楽しくなります。

赤城自身、幼いころから橋本七夕まつりには足を運んでおり、たくさんの思い出があります。歩いて行けるほどの距離で開催されるお祭りなので、友達と都合がつかないときなどは一人でふらっと出かけて、七夕飾りを見て回ったり、屋台でおいしいものを買って家で食べたりと、自分なりの楽しみ方を満喫しています。


お祭りの屋台で買う食べ物って、なんであんなにおいしいのでしょうね。テンションも上がって、ついつい財布も緩みがちになってしまいます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、去年とおととしは残念ながら中止になってしまった橋本七夕まつりですが、今年は規模を縮小して3年ぶりに開催される予定です。節目となる第70回目の今回はどのような催しがあるのか、期待が膨らみます。

コロナの影響で中止が続いていたお祭りが、今年は全国で開催されるようです。混雑が予想されますので、主催側の感染対策の取り組みにしっかり目を通し、みんなで協力しながら楽しい時間を作り上げていきましょう。

これで読みやすくなる!簡単な読点の打ち方

こんにちは、赤城です。

句読点の打ち方、とくに読点(、)をどう入れたらいいのかわからない、という人は意外と多いものです。SNSで流れてくる文章を見ていると、読みづらい・・・と感じることもしばしば。
以前、赤城がやっていたSNSのフォロワーにこのような文章を書く方がいました。

「私は、今朝、起きてから、何をしようか、考えました。」

これはあくまで例文ですが、注目すべきは内容ではなく、単語ごとに区切っている読点の多さです。ここまで極端ではないにしろ、読点の打ち方がよくわからない、打つ場所が「おかしい」と指摘されたことがあるなど、読点の扱いに困っている人は多いのではないでしょうか?

この記事では「難しいことはよくわからないけど、見栄えの良い読点の打ち方を知りたい」という方に向けて簡潔に説明していきます。

読みやすくなる読点の打ち方

文法などの難しい説明は置いておいて、今からでも簡単に実践できることをまとめました。

どう書いたらいいの?

書きたい文章をまずは書き出してから、全体のバランスを見て句読点を追加したり、減らしたりといった作業をするのがいいでしょう。読点の打ち方に自信がない方にはおすすめの方法です。
以下ではさらに詳しく、コツを解説します。

自分で書いた文章を見直す

読点が多すぎたり少なすぎたりして読みづらい文章を書く人は、その時に思ったことを書きつらね、読み返さずに提出や送信をしてしまうという傾向があります。誰かに読んでもらうために書いたはずなのに、読み手のことを考えない文章では書いた意味がありません。
「自分だけがわかればいい」というような内容でない限り、しっかり読み返して文章におかしいところがないか確認しましょう。

声に出して読んでみる

音読をしてみると文章の違和感に気づけるものです。大きな声で読む必要はありません。自分だけに聞こえれば十分ですから、書いた文章を一度声に出してみましょう。
とくにブログ記事やビジネス用の文章は、音読をすることで誤字脱字も見つけやすくなるのでおすすめです。

短い文では読点が不要なことも

読点が多くなってしまう人は一文を短くしなさい、とよく言われますが、短くすれば読点を打たずに済むという利点もあります。

例文)
上野動物園で生まれた双子のパンダの名前はシャオシャオとレイレイに決まった。一般公開される日が今から待ち遠しい。

このように、読点がなくても違和感なく読めますよね?文章は長文になるほど組み立て方が難しくなります。
「そもそも文章を書くのが苦手」という方は意識して短文で書いてみましょう。
ちなみにこの例文に読点を打つなら以下のようなものが妥当かと思います。

上野動物園で生まれた双子のパンダの名前は、シャオシャオとレイレイに決まった。一般公開される日が今から待ち遠しい。」

漢字、ひらがな、カタカナが続くとき

短い文章でも読点を打たないとわかりづらい場面があります。漢字やひらがな、カタカナが連続する時です。

例文)
昨日一体何時間電話でしゃべったのだろう。

例文のように漢字が何文字も続いて書かれていると、ぱっと見た時に理解しづらくなります。この場合は

「昨日、一体何時間電話でしゃべったのだろう。」

と読点を打つと読みやすくなります。

ひらがなが連続するとき、カタカナが連続するときも同様に、どこに読点を打ったら読みやすくなるか考えてみましょう。しかし連続するからといって、単語ごとにすべて区切ると冒頭の読点だらけの例文のようになってしまうので、バランスを見ることが大事です。


言葉を強調したいとき

読点を打つことで、その前の言葉を強調できるという効果があります。

例文)
どんなに辛いことがあっても彼は笑うのです。明日があるさ、と。

こんな具合に、「明日があるさ」の部分を印象づけることができます。

息継ぎのタイミングで打つのは正しい?

「息継ぎをするタイミングで読点を打つと良い」とよく耳にしますし、学校で教わった方もいるかもしれません。しかし息継ぎは人によって様々なうえ、読点の位置を間違えると文章の内容が変わってしまうこともあるので、一概に良いとは言えないでしょう。
つぎの例文をご覧ください。

例文)
私に文才がないのはわかったけど句読点が、おかしいとは初めて、言われた。そこまでおかしくはないと、思うけど。
これからは本を読むなり練習するなり、してから書いてみる。

こちらは「句読点がおかしい」と指摘された方の文です。内容は変更してありますが、句読点の位置はそのまま再現しています。 
この文章を書いた方にとっての息継ぎのタイミングはご覧の通りだったのかもしれませんが、違和感がありませんか?


間違った位置に読点を打っているため、文の繋がりがおかしくなっています。読点で区切ったところを読んでみるとわかるでしょう。

・「私に文才がないのはわかったけど句読点が」

・「おかしいとは初めて」

あとに続くはずの言葉が切られているため読みにくいのです。息継ぎのタイミングだけで読点を打とうと思うと、かえって変なところに入れてしまったり、まったく読点を入れなかったりということもあり得ます。

この例文は以下のように修正できそうです。

「私に文才がないのはわかったけど、句読点がおかしいとは初めて言われた。そこまでおかしくはないと思うけど。
これからは本を読むなり、練習するなりしてから書いてみる。」

また読点の位置によって意味が変わってしまう例も見てみましょう。

例文)
①美しい風景の中にいる、女性。

②美しい、風景の中にいる女性。


①は「美しい風景の中に、女性がいる」ということをあらわし、②は「風景の中に、美しい女性がいる」ということをあらわしています。
「息継ぎのタイミング」という感覚的なものではなく、文章全体を見渡して読点を入れなくてはいけない、ということがお分かりいただけるでしょう。

まとめ

「読みにくい文章」を変えるには、読点だけでなく文章の書き方自体を改善しなければならないこともあります。しかし「読点がよくわからず適当に使っている」という場合はそれを見直すだけでもグッと読みやすくなるはずです。
読点の使い方には一定のルールがあり、修飾語が~とか接続詞が~など勉強しなくてはいけないことがたくさんあります。しかし明確な正解がないというのも事実です。
ようは見栄えが良く、誤読がなく、読みやすければいいと個人的には思っています。

・あとから読点を追加したり減らしたりする
・文章を読み返す
・音読をする
・短文で書く
・漢字、ひらがな、カタカナが続くとき
・言葉を強調したいとき
・息継ぎのタイミングではなく文章のバランス

今回ご紹介したコツを実践していただき、文章表現の向上に少しでもお役に立てれば幸いです。

ライブの爆音から耳を守ろう! イヤープロテクターのすすめ

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好きなミュージシャンのライブに行きたいけど、大音響で耳を悪くしないか心配・・・ライブ後はいつも耳に違和感がある・・・

このように感じている人は意外と多く、ライブの大音響による聴力への悪影響は残念ながら無視できません。私自身、学生時代にライブにたくさん参加して持病の難聴を悪化させてしまった経験があり「もうライブには一生行かない」と心に誓ったこともありました。
しかし現在は耳への不安もなく、楽しくライブに参加できています。

その理由は【イヤープロテクター】をつけること。

ライブ用のイヤープロテクターを装着することで、大音響による耳への負担を軽減させることができるのです。今回は、生まれつき難聴のわたくし赤城が、実際にイヤープロテクターを使った感想を交えて、イヤープロテクターの必要性と大音響から耳を守る大切さをお伝えしていきます!

 

耳と音の関係

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なぜ大きな音を聞くと耳が悪くなる可能性があるのか。また、ライブの音響が耳にどんな影響を及ぼすのか見ていきましょう。

・大音響で耳が悪くなるメカニズム

耳に入った音は、内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官にある「有毛細胞」という細胞で振動から電気信号に変換され、脳に伝わることで聞こえるようになります。しかし、自動車の騒音程度である85db(デシベル)以上の音を聞く場合、音の大きさと聞いている時間に比例して、有毛細胞が傷つき、壊れてしまいます。有毛細胞が壊れると、音を感じ取りにくくなり、難聴を引き起こしてしまいます。WHO(世界保健機関)では、80dbで一週間当たり40時間以上、98dbで一週間当たり75分以上聞き続けると、難聴の危険があるとしています。なお、100db以上の大音響では急に難聴が生じることもあります。

(出典:小川郁.ヘッドホン難聴について.e-ヘルスネット . 厚生労働省.2019) 

 

ライブなどの大音響によって引き起こされる聴覚障害を『音響性外傷、音響性難聴』と言います。大きな音を聞いて耳に違和感を覚えるのは、細胞が傷ついてしまうから。
100db以上だと急な難聴が生じるリスクもあるということですが、一般的なライブではどのくらいの音量が出ているのでしょうか?

・日常生活とライブでのdb差

db(デシベル)とは、音の強さを表す単位、または音圧レベルの単位のことです。
私たちの日常で何気なく耳に入ってくる音の大きさは40~70dbほど。それ以上になると「うるさい」と感じるようになり、たとえば救急車のサイレンは80dbです。そして、ライブでの音量は100~120db。会場の環境や音楽のジャンルによって差はあるものの、100db以上は出ているという見解が多いです。

つまり、先ほどの厚生労働省の解説と照らし合わせれば、1回のライブで難聴を引き起こしてしまう可能性は十分にあるのです。
もちろん個人差があり、頻繁にライブに行く人がみんな難聴かといったら、そんなことはありません。
しかし「大音響に耳が慣れる」ということはなく、内耳の細胞が確実に傷ついているということ、将来的に難聴になるリスクを抱えているということは知っておいていただきたいのです。

 

イヤープロテクターを使おう

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ライブの爆音を長時間聴いていると、聴力の低下に繋がってしまう危険があります。
音響性外傷や音響性難聴を防ぐために、イヤープロテクターは有用なアイテムです。

・イヤープロテクターとは

イヤープロテクターとは【耳栓】のことです。音楽用や射撃用など、それぞれの用途専用に作られている高性能耳栓です。ライブに行く全員にイヤープロテクターをおすすめするわけではありません。
耳に何もつけずにライブを楽しめるならそれに越したことはないですし、耳栓そのものを嫌がる人もいます。

 

・大音響に耳が耐えられるか不安

・普段から聴覚が敏感、または耳が弱いと感じている

・ライブに行くたびに耳に違和感が残る

・すでに聴覚障害がある

 

上記のように耳に関して心配な要素のある人には、イヤープロテクターの着用をおすすめします。


・普通の耳栓との違い

耳栓というと、ウレタン製やスポンジ製のものがよく知られていると思います。100円ショップにも売っているので手軽に購入できますよね。

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いわゆる普通の耳栓とイヤープロテクター、なにが違うのかご説明します。
一般的な耳栓は物理的に耳穴をふさぐことにより、外部からの音そのものを聞こえにくくしてくれるものです。しかしそれでは単純な遮音ですから、音がくぐもってしまい音楽を聴くのには適していません。
イヤープロテクターは専用のフィルターが不要な音圧(デシベル)をカットしてくれる構造になっています。ですから、イヤープロテクターをつけていても日常生活レベルの音は変わらず聞こえるのです。

ライブでは音質を損なうことなく大音量を抑え、高音域の聞きづらさも軽減してくれます。ただし、爆音で慣れている人にとっては物足りなく感じるかもしれません。

 

商品紹介

私が実際におすすめされて購入した耳栓タイプと、ヘッドフォンタイプをご紹介します。


・【CRESCENDO Music】

ライブ用イヤープロテクターとして、もっとも有名なのがこちらの商品ではないでしょうか?シリコン製のイヤープラグは様々な人の耳の大きさに合うよう、ラージサイズとミディアムサイズが1セットずつ入っています。専用のフィルターは約20dbの遮音で、たとえば110dbの大音響なら90dbまで下げてくれるということです(商品説明には19db遮音と記載)。

 

・【AVANTEK 防音イヤーマフ

[rakuten:sdrokinawa:10019903:detail]

ヘッドホン型の防音イヤーマフです。遮音性が高く34dbをカット。
射撃、レース、読書、ライブ、機械の作業などあらゆるシーンで使えますが、こちらは物理的に音を聞こえにくくしてくれるものなので、音楽をクリアに聴きたい場合はあまり適していません。
しかし小さなお子さんには、耳栓タイプよりもこのようなイヤーマフが着用しやすくおすすめです。

実際に使ってみた

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上でご紹介した【CRESCENDO Music】をライブで使用した感想をご覧ください。

 

・使用した感想

耳の穴が小さい私は装着する際、毎回苦戦します。耳を上下に引っ張ったりしながらねじ込むのが良さそうです。慣れないうちはライブの開演15分前くらいから挑戦してみましょう。

会場はだいぶ客席が埋まりざわざわしている状態。場合によってはバックミュージックが流れていることもありますが、イヤープロテクターを装着してもそれらが遮音された感じは全くありません。

正直、本当にこれで大丈夫なの?と不安になりました。
そしてライブが始まった瞬間、面食らってしまいます。


「めちゃくちゃ音デカい!?!?」


体感としては、イヤープロテクターをつけずにいたライブと遜色なかったので、本当に効果があるのか完全に疑心暗鬼に。
しかし、数曲の爆音を聴き終えて暗転する際、静まった会場で変化を感じます。

もともと難聴で耳が弱い私は、いつも数曲聴くとひどい耳鳴りを起こし、音がこもって聞こえていたのですが、それらの症状が全く出ていませんでした。最後までライブを楽しみ、会場を出てイヤープロテクターを外すと、いつもと変わらない聴力を保っていることに驚いたのです。


【AVANTEK 防音イヤーマフ】は、やはり物理的に音が小さくなります。騒音対策には適していますが、音楽鑑賞には不向きかな、と感じました。
ただ、ライブハウスのスピーカー前など、とくに大音響を間近で聞く場合は耳栓タイプよりイヤーマフのほうが安全です。

 

・結論

耳に不安を抱えている人でも、イヤープロテクターがあれば爆音を気にせずにライブに参加できると、実際に使用してみて強く感じました。なにより、普通の耳栓と違い、音色を損ねずに大音響を楽しめるということが最大の利点です。

 

・イヤープロテクターのデメリット

いいことづくめに思えるイヤープロテクターですが、使ってみたからこそわかったデメリットもいくつかあったのでご紹介します。


・装着に慣れが必要
頻繁に装着するものではないので、毎回、悪戦苦闘してしまいます。耳穴が普通~大きめの人なら入りやすいのかもしれません。

 

・激しく動いたら外れる可能性も
ちゃんと耳にはまっていれば、飛び跳ねたくらいでは外れることはありませんでしたが、ヘッドバンキングをしたり、動きが激しいと外れてしまう可能性もあります。

 

・重低音には弱い印象
今回使用したイヤープロテクターは19dbまでカットしてくれますが、バスドラムやベースなどの重低音はかなり耳に響いた印象でした。
ライブ後に耳の異常は感じなかったので遮音はされているのでしょうが、重低音を多用するライブでは注意が必要だと感じました。



・自分の声が聞こえて恥ずかしい
ウレタン製やスポンジ製の耳栓とは違うものの、やはり耳をふさぐものですので、ひときわ自分の声が大きく聞こえます。ライブ中、叫んだりすると思った以上に自分の声が聞こえて、ちょっと恥ずかしかったです。


・すべての爆音を防いでくれるわけではない
イヤープロテクターは製品によってカットしてくれるdb数が異なります。仮に、120dbの大音響のなかで20db遮音してくれるイヤープロテクターを使ったとすると100dbは耳に届いてしまう計算なので、やや危険な気がします。
とくにロックのライブなどは遮音性の高いイヤープロテクターを選んだほうがいいでしょう。

まとめ

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一部のコアな音楽ファンからは「ライブで耳栓するなんて失礼だ、マナー違反だ」という声もいまだに少なくありません。
しかし近年では、ミュージシャン側からイヤープロテクターの着用をすすめるといった注意喚起も行われています。
今まで聴力への悪影響が心配でライブ観戦をためらっていた人、私のように耳が弱くライブに行くのをあきらめていた人へイヤープロテクターは非常に心強くおすすめです。

ただ、デメリットにも書いたように、用途に合わせて遮音数を選ぶ必要があります。

イヤープロテクターを正しく使用することで、あなたのミュージックライフはきっと豊かなものになるでしょう。
私はイヤープロテクターを使って3回ライブに行きましたが、耳に違和感を覚えたことはありません。これからも愛用していきます。
みなさんもライブに行く際は、イヤープロテクターを検討してみてはいかがでしょうか?

寂しいと淋しいの違い

とある記事を書こうとしていたとき『さびしい』という言葉を何気なく打ち込みました。
ご存じのように、さびしいには二つの漢字と読み方が存在します。


寂しい”と“淋しい

さびしい”と“さみしい


これらはどのように使い分けるのが適切か、知っていますか?


どちらをどのような場面で使うべきか迷ってしまう場合『寂しい』を選ぶのが正解です。
『寂しい』には『淋しい』の意味も含まれているからです。


では、このふたつの漢字の『さびしい』にはそれぞれどんな意味があり、どう使い分けることができるのか見ていきましょう。



①『寂しい』
物足りなさ、ひっそりとした様子、孤独感など、幅広い意味をあらわします。
例としては

「風景が寂しい」

「財布が寂しい」

「友達に会えなくて寂しい」

など、静か、殺風景、心もとない、孤独な心境といった“さびしい”表現の全般に使える言葉です。



②『淋しい』
サンズイが付けられていることから水をあらわす漢字で、涙を流すほどの孤独という意味合いを持っています。
例としては

「淋しい人生」

「誰もいなくて淋しい」

「家族と離れて淋しい」

など、心理的な孤独感をあらわしますが、『寂しい』に置き換えても意味は変わらないので違和感はありません。


常用漢字では『寂』しか採用されておらず『淋』という漢字は人名用漢字です。
ですので公的文書や新聞、学校のテストなどに『淋しい』を使用すると間違いとみなされてしまうことがあります。


ライターとして記事を書く場合は『寂しい』もしくは『さびしい』と表記しましょう。
私的な文章や文学書などでは場面によって使い分けても問題ありません。



読み方は『さぶし』から『さびし』に転じた言葉で、テレビやラジオでは『さびしい』と使われ、そちらが正しい発音です。
しかし今では『さみしい』も広く使用されており、辞書にも両方の読み方で掲載されています。
口頭ではどちらを使っても間違いではありません。



『寂しい』と『淋しい』の使い分け、お分かりになりましたか?
正しい文章を書くには『寂しい(さびしい)』と表記することを覚えておきましょう。


誤字脱字のない文章は、それだけで信ぴょう性を増すものです。
正しい日本語を使って、信頼される記事を書けるように心がけましょう。



(参考:実用日本語表現辞典)